ペリネと妊娠〜出産
更新日:2020年3月16日
こんにちは、 Tía助産師 Lisaです。
前回に続きペリネのお話です。
月経周期の黄体期(高温期相)では排卵した後から黄体ホルモン(LH)が分泌されて黄体が形成され、排卵された卵子が精子と受精して高温期が継続していると妊娠成立!というお話をしたのはご記憶にあるかと思います。
つまり妊娠が成立すると黄体ホルモン、リラキシンホルモン=子宮弛緩因子(靭帯弛緩ホルモン)が分泌し続けているということ!
さらに、リラキシンホルモンは胎盤からも分泌されることがわかっています。
胎盤完成の時期は15週頃。つまり妊娠3ヶ月からは脳からの指令と胎盤からとのダブル分泌!!このようにしてお産にむかって骨盤周囲はどんどん緩んでいくんです。
緩みやすい環境があるので、自覚症状としては腰痛、子宮が大きくなるに連れて圧迫されて恥骨痛、股関節痛、頻尿etc…といったものを訴える方も多いです。
妊娠週数が進むとお腹も大きくなってきますよね。このお腹に押されるようにして骨盤が前傾してきます。そして反り腰になり、どんどん腹筋も伸ばされて衰えていきます。
いよいよお産が近くなってくると、胎児下降に伴い、骨盤が最大限に緩む状況が整います。
解剖学的には仙腸関節(寛骨の下部が外側へ、腸骨は内側へ、仙骨は後方へ広がって前傾し、尾骨も後方へ広がる)、恥骨結合etc…ん〜、専門用語むずかしぃ。。。
つまりは、骨盤周囲がグラグラ緩みながら赤ちゃんの通り道を作る準備をします。
自覚症状としては、骨盤がミシミシいう感じ、腰がグラグラするという表現をされる方もいます。足を前に出して歩くと恥骨や股関節が痛かったりしてガニ股でゆっくりと歩く方が楽といったことも少なくありません。
そして、出産の時には赤ちゃんの体で一番大きい頭(約10cm)が通れるようにと骨盤周囲の筋肉や骨や関節が伸びて、緩んで、広がって。。。と変化します。
このように妊娠、出産というイベントはペリネの筋肉が衰えて最大限に揺るんでいる状態を作り出すんです。
なので、妊娠中も正し姿勢や妊娠中でもエクササイズを続けていくことで、産後の回復は格段に変わってきます。
Tíaでは妊娠中に多いマタニティトラブルの腰痛、恥骨痛の悪化予防のセフエクササイズをお伝えしています。合わせてマタニティ妊婦整体で全身の筋肉をほぐし整えていくことで妊娠中からお産に向けた体づくりができます。
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