赤ちゃんのスキンケア
更新日:2020年3月16日
こんにちは。Tía 助産師 Lisaです。
先日、小児皮膚科医から乳幼児のスキンケアについて講義をしていただきました。
スキンケアがとっても大切。
でもなんで大事なの?
そんなお話を共有しますね。
赤ちゃんは胎脂をつけて産まれてきます。
胎脂はママのお腹の中にいる時から作られて、お産の時には産道を通りやすくしてくれたり、皮膚の保湿役割や熱を逃さないようにしたりと、繊細な新生児の皮膚を環境ストレスから守ってくれる役割を果たしてくれています。
そう、赤ちゃんは自ら皮膚にバリアもって出てくるんです。
この皮膚バリアを壊さないように、と最近(この10数年)はドライケアが主流で、産湯(生まれてすぐのお風呂)をしなくなり、沐浴開始は生後3〜5日目からにしている施設がほとんどです。
その間、赤ちゃんは自分で付けてきた胎脂のみで過ごしてることになります。
沐浴開始するまで、胎脂のバリアで守られてる!と思ってました。それに私自身も、むしろ何もせず『皮膚よ、強くなれ!』くらいが良いと思ってました。
が、なんとなんと、産まれてから時間の経過とともに乾燥するいっぽうなんですって。。。
乾燥すると、肌のバリア機能が低下してしまい刺激に対しても弱くなります。
バリア機能が崩れると、乾燥、肌荒れ、湿疹などの肌トラブルの原因になります。
これは大人も同じですね。
トラブル回避のためにも、トラブルから早く回復するにも、お肌のターンオーバーがしっかりできるようにする必要があるんです。
なので大切なのは、そう!全身保湿!!
しかも出生後から数時間おきに保湿を!
と推奨されました。
その方法は以下。
・使用するのはワセリン(プロペト)で十分。
・できれば1日3回の数時間毎がbetter。
・少なくとも朝晩の2回はして欲しい。
・夜にした保湿は朝にはなくなってることが多々で、さらにお出かけして外気に触れるとなるとその前に保湿して欲しい。
全然難しくないし、手軽にドラッグストアで手に入れられるワセリンでできるのはすごく良いですね。もちろん赤ちゃん用の低刺激なものであれば使っていただけると思います。
次に、皮膚を清潔にするための洗い方。
私たち大人は身体用、頭(頭髪)用と洗浄料を使い分けていますよね?
赤ちゃんも身体用の石鹸と頭用のシャンプーってわける方がbetterです。
そして、肌に優しく泡あわで洗ってあげること。流したあとはゴシゴシ擦らず抑え拭きでのタオルドライ。
タオルドライしたあとは5分以内の保湿が推奨されています。
これだけ!
何も特別なことはありません。
妊娠中の方も、産後の方も、お子さんが大きくなってても、もちろん私含めた産前産後に限らない方でも、みーんな今からでも遅くないスキンケアです!
ぜひ今日からやってみてください♪
皮膚を保ってあげることで、鼻炎や花粉症、アトピー性皮膚炎やアレルギー(食物含む)の予防になることも、最近の研究では分かっています。
もちろん、肌トラブルがある場合には皮膚科を受診して、必要なお薬や軟膏を使うことも
大切です。ステロイド剤軟膏も恐れずに使うべき時には使って欲しいと先生もおっしゃってました。
春の陽気がしています。
UVケアもお忘れなく〜。
気になることや疑問などありましたら、
まずはお気軽にお問い合わせください。
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