赤ちゃんの匂い
こんにちは、Tía 助産師 Lisaです。
巷はCOVID-19で持ちきり。都内は緊急事態宣言も発出されて、今後の動向が気になったり、不安で怖い想いが募る日々ですね。
今日は、ちょっとほっこりしてもらえたらいいな〜と思い、赤ちゃんの匂いPowerついてのお話。
産まれたばかりの赤ちゃんは特有の匂いがしますよね。私も大好きで、思わずクンクンしちゃいます。どう感じるかは人によってそれぞれで、表現の仕方も様々。ミルクのようなにおいに感じる人もいればお日様のようなにおいと言う人もいます。ともあれ、ママにとってとても良い香りに感じられているという点が特徴です。
この赤ちゃんの匂いは生後6週間程度でなくなってしまうと言われています。この「赤ちゃんの匂い」が何なのかはまだ解明されていませんが、一説によると「羊水の匂い」とか「胎脂(産まれる時に赤ちゃんの肌を覆っているもの)の匂い」の可能性があるそうです。
そして、「赤ちゃんの匂いが母親の脳の一部に影響を与える」ということが2013年の論文でも発表されていて、脳の報酬系と呼ばれる、ポジティブな感情や喜びのを感じる神経回路達を司る部分に影響をしているようなんです。論文によると、ママが赤ちゃんの匂いを嗅ぐと脳内にドーパミンが分泌されるそう。ドーパミンは快楽物質とも呼ばれていて、ストレスを軽減し、気分を高揚させてくれるという効果があります。普通なら誰かと楽しく笑っているとき、おいしいごはんを食べたときのように幸福感を感じたときに分泌されるホルモンなのですが、赤ちゃんのにおいを嗅ぐことでもママの脳にはドーパミンが分泌されるという見解。
つまり、母親が赤ちゃんの世話をしたり接することを「喜び」と感じるようにできているのではないか、ということでした。
赤ちゃんのにおいを嗅ぐだけで、気分が良くなりやる気が出てくるという変化があらわれたり、赤ちゃんのにおいによって分泌されるドーパミンで、ママのストレスや疲れを癒し、イライラしがちだった気持ちを落ち着けて元気な気分にさせてくれる効果があると解釈も出来ますね。
赤ちゃんの匂いはママとの愛着形成にも一躍かっているんですね。自らのにおいでママを癒し、ママが赤ちゃんを愛し、気分よくお世話ができるようにと工夫してくれている。
気持ちに余裕が生まれれば大変な育児に取り組むモチベーションも出てきますよね。赤ちゃんに対しても、疲れから義務的に接してしまうことだってありますが、赤ちゃんのいいにおいを嗅げば元気が回復、もう一度愛情をもって接することができるようになりそうですね。
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